タイトル
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説明
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13mmの開祖、白取剛氏
さんの規格(明記されて
いたわけでは有りませ
ん) |
TMSの1958年3月号(No.117)に発表された作品に端を発する。そう言う意味では、13mmゲージ本来の規格と云える。但し、図面などが有るわけでは無い。
16番用として使われているNMRA規格HOの輪軸を、バックゲージ11mmになるように詰めたものと考えられる。 |
ニワ模型
「HOJ」
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かつて、ニワ模型が13mmパーツを販売していた頃、カタログ等で使われていた呼称。日本型12mm・1/87製品が登場すると、紛らわしい事も有って、使われる事は無くなった。輪軸の規格は何度か変化していると思われるが、BG=11.5mm、タイヤ厚=2.3mm程度と思われる。
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プロトサーティン規格
「PT規格」 |
スパイクモデルが制定した規格。
車輪の形状は何度か改良されているので、1つの形状を続けてきたわけでは無い。
2003年には、「13mmゲージ規格検討委員会」による規格に整合させて改訂された。 |
篠原規格(明記はされて
いません) |
永らく、唯一の線路メーカーであった。今でも完成品ポイントメーカーとしては唯一。ポイントに関する規格が重要だが、明文化されているわけでは無い。
バックゲージ11.5mmの車輪は、フログと衝突するため、脱線する確率は高い。速度を下げて運転する必要有り。(管理人注記:その後の実験によると、バックゲージの違いより、車輪が薄く、フランジが低い事に起因する、フランジウェイでの「落ち込み」が脱線の主因と見ている)
2013/4/7追記:フランジウェイの深さが約0.6mmになっているとの情報。
TransPacific Railroadの2013/4/4ブログより |
IMON規格 |
道床付き線路、IMONギヤなど
ポイントは製品化されていないので、規格は特に無い。使われているレール部分は篠原製なので、スラックなどは篠原の規格が準用されていると見られる。
IMONギヤはMPギアの様に輪軸付きの組ギア。実測したところ、「13mmゲージ規格検討委員会」規格に合致している。 |
珊瑚模型の規格
お店のパンフレットに明
記されています |
珊瑚模型独自の規格。BG=11.2mmなので、「13mmゲージ規格検討委員会」には、小改造で対応可能。2010/5/9追記:無改造でも、管理人の試作した「統一規格対応ポイント」の通過は可能。 |
13mmゲージ規格検討委
員会 |
「13mmゲージ規格検討委員会」なるものを2002年頃立ち上げ、既存の規格を見直して統一規格にすることを目指して制定された。背景は、後述。
TMS:No.712(2003年7月号)、RMM:(2003年7月号)
三河高原鉄道さんのサイトにその抜粋があります。2012/3/25現在のURL
http://homepage3.nifty.com/mkr/wheel_standards.htm |