クモデルを初めとした、バックゲージが11.5mmの車輪は、フログに衝突するなど脱線の危険が少なからず有りまし た。そこで、統一規格のバックゲージ11.3〜11.5mmに対応するポイントを試作しました。
ます。スラックは0.5mmを基本としてみましたが、多少誤差が出ている部分が有りました。最大の要所は、フログ部 分のガードレールです。チェックゲージを正確にする必要が有ります。スラックが大きすぎると、薄い車輪が落ちる恐れ が有りますので要注意です。ゲージは、円筒形のものアメリカでは市販されていますので、13mm用を自作すると良さ そうです。
ことにしました。このため、配線はこの写真に写っている部分だけです。組立式レイアウトに、接続して運転するので。 コントロールボックスからの追加配線無しで、転換できるので、極めて楽にポイントを増設できます。
なら、フログで落ち込みながらも、11.0〜11.5まで通過可能です。案外脱線もしません、これは、輪軸が線路に対し て、案外「中央」を通っているためと思います。もちろん、復元バネなどで、極端に横圧が掛かるような先輪は別です。 篠原のポイントで脱線するのは案外、不用意な復元バネのためかもしれません。うちの機関車は、あまり復元バネをき つく掛けていません。無いモノも有ります。 ではスピードを上げると脱線することが有ります。改めて観察すると、フログに平面的な位置関係でぶつかるためと云う より、落ち込んで飛び跳ねるために脱線しているのではないかと思います。適度にバネの効いたものやフルイコライジ ングの車両は脱線しにくい傾向が有るためです。このため、フランジウェイを狭くして、落ち込みの少ないポイントを作っ てみたわけです。 は可能です。一方、実測10.95と僅かに狭いだけでも通過不可能となります。旋盤が無くても、ちょっとヤスリで当たり を取る程度で、加工出来る範囲では無いかと思います。当初の目標どおりと云えましょう。
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