トミックス キハ181
作成中ですが、取り急ぎ公開します。
2007.5.24仮公開
2007.6.5 改訂
DCCデコーダーの取付
またキハ181のヘッドテール+サインのデコーダーは手持ちのDF5.5(NGDCC)を使おうかと思っています。なお、この
品番は生産中止ですが、後継はDF12として発売されているものだと思いますので、これから入手される方は、新しい方
を確認の上購入されるのがよろしいかと思います。
運転室ユニットをバラします。
基板は、先の尖ったピンセットを、固定ツメの両脇から入れて、
指で、そっとツメをこじると外せます。
上図の「×」印の6カ所のパターンをカットします。
左端の整流スタックは使わないので、パターンをカットしています。
よーく見て、余分なところをカットしないでくださいね。
配線は、上図を参考にして下さい。
赤、黒が接触子の下で半田付けしているので分かりにくいかも知れません。
抵抗、LEDは全て元のまま使っています。
前述の通り、黒い4端子の整流スタックは、乗せたままですが使っていません。
配線を終了した、アッセンブリです。
デコーダは、永末システム(NGDCC)のDF5.5(廃番ですが、後継はDF12だと思われます)
コンデンサは、220μF/25Vです。
16V以上掛かる環境で運転される場合は、耐圧は50Vをお勧めします。
戻して、両面テープで貼り付けたところです。
今後の予定
今後、室内灯、キハ180(M車)のデコーダ取付などを記載していきます。
レンツ
接続用の金具は、半田付けされているので外します。
モータへは、直接半田付けしました。
まずこの状態にしました。
室内床板に穴を空けて通しました。
元通り、モーターを戻します。
付帯工作
<室内灯取付>
「常点灯」できると、やはり室内灯が点けたくなります。
常時、最大電圧が掛かるので、抵抗値を上げて、2ユニットを直列にしておきました。
さて、改軌は安易に済ませたものの、DCC化に当たってまず指定の室内灯ユニットを確認しました。その結果、電流制
限抵抗が、330Ωでした。LEDの順方向電圧が3V程度(実測)としても、16V以上掛かる恐れの有るDCCでは、ちょっ
と小さすぎるように思います。(ちなみに、TOMIXの設計では、12V)どこかに、100〜200Ωの抵抗を入れる必要が
有ります。簡単にできる方法を検討中です。室内灯に関しては「常時点灯」で行くつもりなので、電流は最小限にしてお
きたいので、20mA/ヶ程度にしたいですね。
抵抗は、560Ω 1/4Wのカーボン抵抗を付けました。
直列にするので、片側の端子は、絶縁してあります。
2ユニットを直列にします。
(600Vの電車を1500Vに昇圧したみたいに・・・)
通電金具は、接触不良気味になっている例が有りました。
下に少し曲げておきます。
ユニットとりつけ全景
室内灯を灯すと、
せめて、マクラカバーと肘掛けのカバーを・・・
なお、普通車の肘掛けには、カバーは付いていなかったかもしれません。
グレーの樹脂製だったかな? と思われますが、白く目立った方が、細密感が出るので
実物にこだわらない向きには、お勧めです。
番外編
DCC加工以外の作業ポイントをメモしておきます。
<すぐ外れてしまうクーラーカバー>
細密感が有って良いのですが、
箱への出し入れなどの時「ピーン」と飛んでいきます。
木工用ボンドで固定してみました。
<インレタ>
結局、1文字毎に切り離すのが近道です。
ベースの端を少し折り曲げておくと(左下)、
車体にキズを付ける恐れが減ります。
きっちり、嵌り込むサイズに切り取って、転写。
結構ぎりぎりなので、最初ははみでて失敗しました。
乗務員はKATOの機関士(助手?)です。
<改軌>
M車の改軌状況です。
「長軸」の簡単改軌で済ませました。
台車枠を詰める場合は、車体枕梁の空気バネの厚みを
増やすなど加工の行わないと、妙に隙間が多くなります。
枕梁の加工とセットで行うと効果的と思われます。
T車も同様に改軌しています。
ちなみに、この方法はKATOのDD51と同様、動力台車は車体から外さずに、出来ます。
ギアーBOXのカバーに指のツメを掛けて、軽くこじるとすぐ外れます。
なお、付随台車の「ギアーBOXのカバー」相当のカバーは、
中心ピンと共締めになっていますので、面倒ですが、車体から外さないと、車輪を外せません。
・・・ 手順 ・・・
1)車軸から、車輪を抜き取る。
2)プラパイプを、11.2mmぐらいにカッターで切断。
3)車軸を、金槌でたたいて、軸端を所要量たたき出す。
(コンコン改軌と俗称されています)
たたき出す量は、元のバックゲージに寄ります。
4)後は、再組立するだけです。
キハ181の場合は、ギアボックスなどと干渉するところも有りません。
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