セキ3000 電化対応改造タイプ

プロトタイプ
国鉄セキ3000 昭和43年に函館本線電化に際して
手ブレーキ、ホッパー扉の作業時の安全確保のために
ハンドル位置を下に下げたもの。
また、黄色の帯は、同時期に行われた43・10ダイヤ改正で
貨物列車の速度向上が図られた際、時速65Km以下に制限を受けた貨車に対するもの。
道内の貨物列車の多くは、65Km以下であったため、北海道内に閉じこめることによって
未改造のまま運用を続けるため「道外禁止」の表記を行い未改造のまま延命した。

模型のこと
ホビーモデルのプラ製キット。ブレーキハンドルと扉開閉ハンドルはエコー製。
旧作につき、制作中の写真は残念ながら有りません。


ブレーキハンドル側
本来は、ステップも下げるべきですが、工作が大変なので位置変更していません。
ただ、元々このキットのステップは下気味に付いているようなので、意外と違和感
有りません。寸法的なチェックはしていません(汗;)



扉開閉ハンドル側
(本来は、ステップも下げるべきですが、工作が大変なので位置変更していません)



ブレーキハンドル側を少し下から・・・

解放テコは真鍮製でテコ受けとテコなどを予め半田付けして
アッセンブリとして、プラ車体にACCで接着しました。




下回りは、エコーのパーツで簡単にまとめてあります。
当時は、適当なブレーキシリンダーのパーツが無かったので、
KC型を半分に切ってお茶を濁しています。


サイドから解放テコなどを見る

側板の手すりは、キットのまま4カ所としました。
下部のステップは、真鍮帯板に作り替えました。

なお写真は無いが、ホッパー内部のリブは取り付けていません。
上げ底の天井を作って、その上に、マッハのコルク製バラスト
で石炭を表現している。この石炭は取り外しは配慮していません。。


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